貝がら千話 第44夜「添い寝」(二〇一九年三月二一日) 夜、眠っていると布団の中にいろいろなものが勝手に入ってくる。はじめは猫だった。 眠っているときに何かふわふわとした柔らかく暖かいものが肌に触れて、びっくりして飛び起きた。布団をめくると猫が…
貝がら千話 第40夜「浄化する男」(二〇一九年三月十七日) 男は自分のなかのさまざまなよくない性質を恥じ、それらをぜひとも改善したいと考えていた。そしてとてもよい方法を発見し、日々実践した。 その方法とは、赤信号の交差点を目を瞑って走り抜けると…
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